履歴書の写真サイズは縦40mm×横30mm|データ・Web応募の場合と撮り方・貼り方

更新日:

山本 悠真

執筆者 山本 悠真(やまもと ゆうま)
キャリアアドバイザー/人材・キャリア支援歴20年、5,000名以上の転職支援実績

この記事で分かること

  • 履歴書に貼る写真の正しいサイズ(縦40mm×横30mm)と許容範囲
  • 運転免許証・パスポート用の写真が使えない理由
  • パソコンで作る場合(縦横比4:3)とWeb応募(560×420px)のサイズ
  • スマホで撮って履歴書に入れる手順
  • 3か月以内・背景色・服装・表情のマナーと、貼り方

履歴書の写真は、採用担当者が最初に目にする部分です。サイズを間違えると、写真欄からはみ出したり余白ができたりして、内容を読む前に「雑」という印象を与えてしまいます。

この記事では、履歴書の写真サイズ(紙・データ・Web応募)、免許証用との違い、スマホでの撮り方、背景色や服装のマナー、貼り方まで、写真に関する疑問を1ページにまとめました。

先に結論:履歴書の写真はこれを守ればOK

  • 紙の履歴書:縦40mm×横30mm(市販の履歴書は縦36〜40mm・横24〜30mmの範囲で指定)
  • パソコンで作る履歴書:縦横比4:3の画像を写真欄に配置
  • Web応募(求人サイトのアップロード):縦560px×横420pxが一般的な目安。指定があればそれに従う
  • 運転免許証用(30×24mm)やパスポート用(45×35mm)はサイズが違うので流用しない
  • 3か月以内に撮影、背景は白・青・グレー、服装はスーツまたは襟付きシャツ
  • 間違えたら撮り直す。はさみで切って合わせるのはNG

履歴書に貼る写真の一般的なサイズは縦40mm×横30mm

履歴書用の証明写真の寸法。縦40mm×横30mm。人物は胸から上、顔が写真の中央に来るように収める

履歴書の写真は縦40mm×横30mmが標準です。市販の履歴書の写真欄には「縦36〜40mm/横24〜30mm」と書かれていることが多く、この範囲に収まっていれば問題ありません。証明写真機や写真館で「履歴書用」を選べば、このサイズで仕上がります。

履歴書メーカーの標準様式の写真欄。「写真を貼る位置・縦36〜40mm・横24〜30mm・本人単身胸から上」の注記が印刷されている

運転免許証やパスポートとは写真のサイズが違う

証明写真のサイズ比較。運転免許証は縦30mm×横24mm、履歴書は縦40mm×横30mm、パスポート・マイナンバーカードは縦45mm×横35mm

「証明写真ならどれも同じ」と思いがちですが、用途ごとにサイズが違います。運転免許証用は履歴書用より小さく、パスポート用は大きいため、余った写真の流用はできません

用途 縦×横 履歴書に使える?
履歴書 40×30mm
運転免許証 30×24mm × 小さすぎて写真欄に余白ができる
パスポート・マイナンバーカード 45×35mm × 大きすぎてはみ出す
学生証・社員証(一例) 30×24mm など ×

証明写真機で「履歴書用」を選ぶと、1シートに30×40mmが複数枚ついてきます。用途が違う写真しか手元にない場合は、撮り直すか、データがあれば次の方法でサイズを合わせます。

パソコンで履歴書を作成する場合の写真サイズは縦横比4:3

証明写真は縦4:横3の比率で用意する。紙なら縦40mm×横30mm、Web応募なら縦560px×横420pxが目安

WordやExcel、Web上の作成ツールで履歴書を作ってPDFにする場合、写真は縦横比4:3の画像を用意します。縦40mm×横30mm、縦400px×横300pxなど、比率が4:3なら写真欄にきれいに収まります。

写真館や証明写真機で撮った「履歴書用」の写真データは、最初から4:3になっています。スマホで撮った写真(多くは3:4や9:16)は、4:3に切り抜く必要があります。

履歴書メーカーでは、写真をアップロードすると自動で4:3に切り抜き、位置の微調整と背景の白抜きもできます。 スマホで撮った写真をそのまま使えるので、写真館に行かなくても履歴書用の写真が用意できます(撮り方は後述)。

パソコンで写真を加工するときの注意

写真をパソコンで加工するときの注意。枠に合わせて縮小するのはOK、顔の部分だけを切り抜いて拡大するのはNG(画質が粗くなり、構図も崩れる)

  • 元の写真を縮小して枠に収めるのはOK
  • 顔の部分だけを切り抜いて拡大するのはNG。画質が粗くなり、胸から上の構図も崩れる
  • 日常のスナップ写真から顔だけを切り出して使うのも避ける。履歴書は企業に出すビジネス書類なので、証明写真として撮ったものを使う

Web履歴書・Web応募の場合は縦560px×横420pxが目安

求人サイトのWeb履歴書や、企業のエントリーフォームで写真データを求められる場合は、縦560px×横420px(比率4:3)が一般的な目安です。サイトによって「縦横◯px以内」「◯MB以下」などの指定があるので、必ずその指定に従います。

項目 目安
縦横比 4:3(縦長)
ピクセル数 縦560×横420px前後。印刷もするなら縦800×横600px以上
ファイル形式 JPEG(またはPNG)
ファイル容量 数百KB〜2MB程度。上限が指定されていれば従う
ファイル名 「氏名_写真.jpg」のように誰の写真か分かる名前

履歴書に貼る写真のサイズを間違えた時の対処法

サイズの違う写真しかない場合は、正しいサイズで撮り直すのが基本です。

大きい写真をはさみで切って合わせるのはNGです。証明写真は胸から上をバランスよく収めて撮影しているため、周囲を切ると顔が大きくなりすぎたり、余白が不自然になったりします。

写真館で撮ったデータが手元にあるなら、写真館にサイズ違いの焼き増しを頼むか、データを4:3に切り抜いてから印刷します(履歴書メーカーに入れれば自動で4:3になります)。

履歴書の写真サイズを守るべき理由

写真は履歴書の中で最初に目に入る部分で、第一印象を左右します。写真欄からはみ出していたり、余白が目立っていたりすると、「細かいところに気を配れない人」という印象につながりかねません。

サイズだけで採否が決まることはありませんが、指定どおりに用意することは、応募書類全体の丁寧さとして見られます。

スマホで履歴書の写真を撮る方法

スマホで証明写真を撮るときのコツ。無地の薄い色の背景、カメラは目線の高さ、胸から上が入る構図、口を閉じて口角を少し上げる。自然光の入る窓の横で、逆光を避ける

写真館や証明写真機に行く時間がない場合は、スマホでも履歴書用の写真を用意できます。ポイントは「背景」「明るさ」「高さ」「距離」「表情」の5つです。

  1. 背景:白または薄い色の無地の壁の前に立つ(背景に物が写り込まない場所)
  2. 明るさ:昼間の自然光が入る窓の横など、顔全体が明るく写る場所。窓を背にすると逆光で顔が暗くなる
  3. 高さ:カメラを目線の高さに固定する(三脚、または棚に立てかける)。下から撮ると顎が強調され、上からだと幼く見える
  4. 距離:1〜1.5mほど離れて、胸から上が入る構図で撮る。自撮り(インカメラ)よりも、誰かに撮ってもらうかタイマーを使う方が自然な姿勢になる
  5. 表情:口を閉じて口角を少し上げる。歯を見せる笑顔は避ける

撮った写真は、履歴書メーカーの写真欄にアップロードすると自動で4:3に切り抜き、「背景を白抜き」をオンにすると壁の色ムラを白にできます。拡大・位置・明るさもスライダーで調整できます。

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履歴書の写真に関する注意点

履歴書写真で撮影前に確認したい4か所。ネクタイは中心にまっすぐ、口は閉じて口角を少し上げる、顎を軽く引いて正面を向く、前髪は目にかからないように

写真は3か月以内のものを使う

履歴書の写真には本人確認の役割があるため、原則3か月以内に撮影したものを使います。髪型や体型が変わった場合は、3か月以内でも撮り直します。

写真の背景色は白・青・グレーがベスト

証明写真の背景色の比較。白・青・グレーはOK。柄入りや濃い色、屋外の背景はNG

背景は白・青(水色)・グレーのいずれかにします。白いシャツを着ているときに背景も白だと輪郭がぼやけるので、青かグレーを選ぶとメリハリが出ます。柄のある背景や屋外の写真は使いません。

清潔感のある髪型や服装で撮る

  • 服装:スーツ(黒・紺・グレー)に白のシャツ。ノーネクタイ可の応募先でも、写真ではネクタイをするか、襟付きシャツで
  • 髪型:前髪が目にかからないように。長い髪は結ぶかまとめる。寝ぐせ・ほつれを直す
  • メイク・ひげ:ナチュラルメイク、ひげは剃るか整える
  • アクセサリー:小さなもの以外は外す

表情や姿勢も気を付ける

  • 背筋を伸ばし、両肩の高さをそろえる
  • 顎を軽く引き、カメラをまっすぐ見る
  • 口を閉じ、口角を少し上げる程度の表情に

履歴書の写真の貼り方ポイント

履歴書メーカーの標準様式に証明写真を貼った状態。四隅を枠に合わせてまっすぐ貼り、スティックのりか両面テープを使い、貼る前に裏へ氏名を書く

写真の裏に自分の名前を書いておく

貼る前に、写真の裏に氏名(必要なら撮影日)を書きます。万が一はがれても、誰の写真か分かるようにするためです。

のりか両面テープでまっすぐ貼る

  • 写真欄の枠に対してまっすぐ、四隅を合わせて貼る
  • スティックのり、または両面テープを使う。液体のりは写真が波打ちやすい
  • ホチキス・セロハンテープは不可

写真をはがして履歴書にシワが付いたら書き直し

貼る位置を間違えてはがすと、履歴書の紙が破れたりシワになったりします。その場合は、修正せず新しい履歴書に書き直すのがマナーです。パソコンで作った履歴書なら印刷し直すだけなので、写真を貼る前に位置を確認してから貼りましょう。

よくあるミス一覧

ミス 正しくは
運転免許証用(30×24mm)の余りを貼る 履歴書用(40×30mm)で撮る
大きい写真をはさみで切って合わせる 撮り直す。データなら4:3に切り抜く
半年前の写真を使う 3か月以内に撮影したものを使う
スナップ写真から顔だけ切り出す 証明写真として撮り直す(スマホ可)
白シャツ×白背景で輪郭がぼやける 背景は青かグレーに
写真の裏に名前を書かない 氏名を書いてから貼る
液体のりで貼って波打つ スティックのりか両面テープ
貼り直してシワになった履歴書を出す 新しい履歴書に書き直す

よくある質問

Q. 履歴書の写真は必ず必要ですか?
A. 写真欄のある履歴書では必要です。応募先が「写真不要」としている場合や、Web応募で写真欄がない場合は不要です。写真欄のない写真なしテンプレートも用意しています。

Q. スマホで撮った写真でも大丈夫ですか?
A. 問題ありません。無地の背景・明るい場所・目線の高さで撮り、4:3に切り抜けば証明写真として使えます。履歴書メーカーなら切り抜きと背景の白抜きが自動です。

Q. 写真のサイズが36×24mmなど少し小さい場合は?
A. 写真欄の注記の範囲(縦36〜40mm・横24〜30mm)に入っていれば使えます。範囲を下回る場合は撮り直します。

Q. Web応募で「◯MB以下」と言われた場合、容量を減らすには?
A. 画像を縦800px程度に縮小すると、JPEGで数百KBになります。履歴書メーカーにアップロードすると自動で縮小されます。

Q. 眼鏡はかけたままでいいですか?
A. 普段かけているなら、かけたままで構いません。レンズの反射で目が隠れないよう、光の向きに注意します。

まとめ

  • 紙の履歴書は縦40mm×横30mm、データは4:3、Web応募は560×420pxが目安
  • 免許証・パスポート用はサイズが違うので流用しない
  • 3か月以内、背景は白・青・グレー、スーツ・襟付きシャツ、口を閉じた自然な表情
  • 貼る前に裏に氏名、スティックのりか両面テープでまっすぐ貼る
  • 間違えたら撮り直す。切り抜き・貼り直しはしない

スマホの写真を、そのまま履歴書用に


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山本 悠真

執筆者 山本 悠真(やまもと ゆうま)/キャリアアドバイザー
人材・キャリア支援歴20年。これまでに5,000名以上のキャリア相談・転職支援に携わる。採用市場とキャリア形成の双方に精通し、豊富な支援実績をもとに実践的な情報を発信している。

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