カテゴリー: 履歴書の書き方

履歴書の項目別の書き方・写真・マナーを実物見本つきで解説

  • 履歴書の写真サイズは縦40mm×横30mm|データ・Web応募の場合と撮り方・貼り方

    この記事で分かること

    • 履歴書に貼る写真の正しいサイズ(縦40mm×横30mm)と許容範囲
    • 運転免許証・パスポート用の写真が使えない理由
    • パソコンで作る場合(縦横比4:3)とWeb応募(560×420px)のサイズ
    • スマホで撮って履歴書に入れる手順
    • 3か月以内・背景色・服装・表情のマナーと、貼り方

    履歴書の写真は、採用担当者が最初に目にする部分です。サイズを間違えると、写真欄からはみ出したり余白ができたりして、内容を読む前に「雑」という印象を与えてしまいます。

    この記事では、履歴書の写真サイズ(紙・データ・Web応募)、免許証用との違い、スマホでの撮り方、背景色や服装のマナー、貼り方まで、写真に関する疑問を1ページにまとめました。

    先に結論:履歴書の写真はこれを守ればOK

    • 紙の履歴書:縦40mm×横30mm(市販の履歴書は縦36〜40mm・横24〜30mmの範囲で指定)
    • パソコンで作る履歴書:縦横比4:3の画像を写真欄に配置
    • Web応募(求人サイトのアップロード):縦560px×横420pxが一般的な目安。指定があればそれに従う
    • 運転免許証用(30×24mm)やパスポート用(45×35mm)はサイズが違うので流用しない
    • 3か月以内に撮影、背景は白・青・グレー、服装はスーツまたは襟付きシャツ
    • 間違えたら撮り直す。はさみで切って合わせるのはNG

    履歴書に貼る写真の一般的なサイズは縦40mm×横30mm

    履歴書用の証明写真の寸法。縦40mm×横30mm。人物は胸から上、顔が写真の中央に来るように収める

    履歴書の写真は縦40mm×横30mmが標準です。市販の履歴書の写真欄には「縦36〜40mm/横24〜30mm」と書かれていることが多く、この範囲に収まっていれば問題ありません。証明写真機や写真館で「履歴書用」を選べば、このサイズで仕上がります。

    履歴書メーカーの標準様式の写真欄。「写真を貼る位置・縦36〜40mm・横24〜30mm・本人単身胸から上」の注記が印刷されている

    運転免許証やパスポートとは写真のサイズが違う

    証明写真のサイズ比較。運転免許証は縦30mm×横24mm、履歴書は縦40mm×横30mm、パスポート・マイナンバーカードは縦45mm×横35mm

    「証明写真ならどれも同じ」と思いがちですが、用途ごとにサイズが違います。運転免許証用は履歴書用より小さく、パスポート用は大きいため、余った写真の流用はできません

    用途 縦×横 履歴書に使える?
    履歴書 40×30mm
    運転免許証 30×24mm × 小さすぎて写真欄に余白ができる
    パスポート・マイナンバーカード 45×35mm × 大きすぎてはみ出す
    学生証・社員証(一例) 30×24mm など ×

    証明写真機で「履歴書用」を選ぶと、1シートに30×40mmが複数枚ついてきます。用途が違う写真しか手元にない場合は、撮り直すか、データがあれば次の方法でサイズを合わせます。

    パソコンで履歴書を作成する場合の写真サイズは縦横比4:3

    証明写真は縦4:横3の比率で用意する。紙なら縦40mm×横30mm、Web応募なら縦560px×横420pxが目安

    WordやExcel、Web上の作成ツールで履歴書を作ってPDFにする場合、写真は縦横比4:3の画像を用意します。縦40mm×横30mm、縦400px×横300pxなど、比率が4:3なら写真欄にきれいに収まります。

    写真館や証明写真機で撮った「履歴書用」の写真データは、最初から4:3になっています。スマホで撮った写真(多くは3:4や9:16)は、4:3に切り抜く必要があります。

    履歴書メーカーでは、写真をアップロードすると自動で4:3に切り抜き、位置の微調整と背景の白抜きもできます。 スマホで撮った写真をそのまま使えるので、写真館に行かなくても履歴書用の写真が用意できます(撮り方は後述)。

    パソコンで写真を加工するときの注意

    写真をパソコンで加工するときの注意。枠に合わせて縮小するのはOK、顔の部分だけを切り抜いて拡大するのはNG(画質が粗くなり、構図も崩れる)

    • 元の写真を縮小して枠に収めるのはOK
    • 顔の部分だけを切り抜いて拡大するのはNG。画質が粗くなり、胸から上の構図も崩れる
    • 日常のスナップ写真から顔だけを切り出して使うのも避ける。履歴書は企業に出すビジネス書類なので、証明写真として撮ったものを使う

    Web履歴書・Web応募の場合は縦560px×横420pxが目安

    求人サイトのWeb履歴書や、企業のエントリーフォームで写真データを求められる場合は、縦560px×横420px(比率4:3)が一般的な目安です。サイトによって「縦横◯px以内」「◯MB以下」などの指定があるので、必ずその指定に従います。

    項目 目安
    縦横比 4:3(縦長)
    ピクセル数 縦560×横420px前後。印刷もするなら縦800×横600px以上
    ファイル形式 JPEG(またはPNG)
    ファイル容量 数百KB〜2MB程度。上限が指定されていれば従う
    ファイル名 「氏名_写真.jpg」のように誰の写真か分かる名前

    履歴書に貼る写真のサイズを間違えた時の対処法

    サイズの違う写真しかない場合は、正しいサイズで撮り直すのが基本です。

    大きい写真をはさみで切って合わせるのはNGです。証明写真は胸から上をバランスよく収めて撮影しているため、周囲を切ると顔が大きくなりすぎたり、余白が不自然になったりします。

    写真館で撮ったデータが手元にあるなら、写真館にサイズ違いの焼き増しを頼むか、データを4:3に切り抜いてから印刷します(履歴書メーカーに入れれば自動で4:3になります)。

    履歴書の写真サイズを守るべき理由

    写真は履歴書の中で最初に目に入る部分で、第一印象を左右します。写真欄からはみ出していたり、余白が目立っていたりすると、「細かいところに気を配れない人」という印象につながりかねません。

    サイズだけで採否が決まることはありませんが、指定どおりに用意することは、応募書類全体の丁寧さとして見られます。

    スマホで履歴書の写真を撮る方法

    スマホで証明写真を撮るときのコツ。無地の薄い色の背景、カメラは目線の高さ、胸から上が入る構図、口を閉じて口角を少し上げる。自然光の入る窓の横で、逆光を避ける

    写真館や証明写真機に行く時間がない場合は、スマホでも履歴書用の写真を用意できます。ポイントは「背景」「明るさ」「高さ」「距離」「表情」の5つです。

    1. 背景:白または薄い色の無地の壁の前に立つ(背景に物が写り込まない場所)
    2. 明るさ:昼間の自然光が入る窓の横など、顔全体が明るく写る場所。窓を背にすると逆光で顔が暗くなる
    3. 高さ:カメラを目線の高さに固定する(三脚、または棚に立てかける)。下から撮ると顎が強調され、上からだと幼く見える
    4. 距離:1〜1.5mほど離れて、胸から上が入る構図で撮る。自撮り(インカメラ)よりも、誰かに撮ってもらうかタイマーを使う方が自然な姿勢になる
    5. 表情:口を閉じて口角を少し上げる。歯を見せる笑顔は避ける

    撮った写真は、履歴書メーカーの写真欄にアップロードすると自動で4:3に切り抜き、「背景を白抜き」をオンにすると壁の色ムラを白にできます。拡大・位置・明るさもスライダーで調整できます。

    履歴書メーカーで作成した履歴書のサンプル

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    履歴書の写真に関する注意点

    履歴書写真で撮影前に確認したい4か所。ネクタイは中心にまっすぐ、口は閉じて口角を少し上げる、顎を軽く引いて正面を向く、前髪は目にかからないように

    写真は3か月以内のものを使う

    履歴書の写真には本人確認の役割があるため、原則3か月以内に撮影したものを使います。髪型や体型が変わった場合は、3か月以内でも撮り直します。

    写真の背景色は白・青・グレーがベスト

    証明写真の背景色の比較。白・青・グレーはOK。柄入りや濃い色、屋外の背景はNG

    背景は白・青(水色)・グレーのいずれかにします。白いシャツを着ているときに背景も白だと輪郭がぼやけるので、青かグレーを選ぶとメリハリが出ます。柄のある背景や屋外の写真は使いません。

    清潔感のある髪型や服装で撮る

    • 服装:スーツ(黒・紺・グレー)に白のシャツ。ノーネクタイ可の応募先でも、写真ではネクタイをするか、襟付きシャツで
    • 髪型:前髪が目にかからないように。長い髪は結ぶかまとめる。寝ぐせ・ほつれを直す
    • メイク・ひげ:ナチュラルメイク、ひげは剃るか整える
    • アクセサリー:小さなもの以外は外す

    表情や姿勢も気を付ける

    • 背筋を伸ばし、両肩の高さをそろえる
    • 顎を軽く引き、カメラをまっすぐ見る
    • 口を閉じ、口角を少し上げる程度の表情に

    履歴書の写真の貼り方ポイント

    履歴書メーカーの標準様式に証明写真を貼った状態。四隅を枠に合わせてまっすぐ貼り、スティックのりか両面テープを使い、貼る前に裏へ氏名を書く

    写真の裏に自分の名前を書いておく

    貼る前に、写真の裏に氏名(必要なら撮影日)を書きます。万が一はがれても、誰の写真か分かるようにするためです。

    のりか両面テープでまっすぐ貼る

    • 写真欄の枠に対してまっすぐ、四隅を合わせて貼る
    • スティックのり、または両面テープを使う。液体のりは写真が波打ちやすい
    • ホチキス・セロハンテープは不可

    写真をはがして履歴書にシワが付いたら書き直し

    貼る位置を間違えてはがすと、履歴書の紙が破れたりシワになったりします。その場合は、修正せず新しい履歴書に書き直すのがマナーです。パソコンで作った履歴書なら印刷し直すだけなので、写真を貼る前に位置を確認してから貼りましょう。

    よくあるミス一覧

    ミス 正しくは
    運転免許証用(30×24mm)の余りを貼る 履歴書用(40×30mm)で撮る
    大きい写真をはさみで切って合わせる 撮り直す。データなら4:3に切り抜く
    半年前の写真を使う 3か月以内に撮影したものを使う
    スナップ写真から顔だけ切り出す 証明写真として撮り直す(スマホ可)
    白シャツ×白背景で輪郭がぼやける 背景は青かグレーに
    写真の裏に名前を書かない 氏名を書いてから貼る
    液体のりで貼って波打つ スティックのりか両面テープ
    貼り直してシワになった履歴書を出す 新しい履歴書に書き直す

    よくある質問

    Q. 履歴書の写真は必ず必要ですか?
    A. 写真欄のある履歴書では必要です。応募先が「写真不要」としている場合や、Web応募で写真欄がない場合は不要です。写真欄のない写真なしテンプレートも用意しています。

    Q. スマホで撮った写真でも大丈夫ですか?
    A. 問題ありません。無地の背景・明るい場所・目線の高さで撮り、4:3に切り抜けば証明写真として使えます。履歴書メーカーなら切り抜きと背景の白抜きが自動です。

    Q. 写真のサイズが36×24mmなど少し小さい場合は?
    A. 写真欄の注記の範囲(縦36〜40mm・横24〜30mm)に入っていれば使えます。範囲を下回る場合は撮り直します。

    Q. Web応募で「◯MB以下」と言われた場合、容量を減らすには?
    A. 画像を縦800px程度に縮小すると、JPEGで数百KBになります。履歴書メーカーにアップロードすると自動で縮小されます。

    Q. 眼鏡はかけたままでいいですか?
    A. 普段かけているなら、かけたままで構いません。レンズの反射で目が隠れないよう、光の向きに注意します。

    まとめ

    • 紙の履歴書は縦40mm×横30mm、データは4:3、Web応募は560×420pxが目安
    • 免許証・パスポート用はサイズが違うので流用しない
    • 3か月以内、背景は白・青・グレー、スーツ・襟付きシャツ、口を閉じた自然な表情
    • 貼る前に裏に氏名、スティックのりか両面テープでまっすぐ貼る
    • 間違えたら撮り直す。切り抜き・貼り直しはしない

    スマホの写真を、そのまま履歴書用に


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    基本形

    貴社規定に従います。

    空欄のまま提出するのは避けましょう。「書き忘れ?」という印象を与えます。

    書いてよい希望

    絶対に譲れない条件や、選考に必要な情報は簡潔に書きます。

    • 希望職種: 複数職種を募集している場合。「営業職を希望いたします。」
    • 連絡可能な時間帯: 在職中の場合。「在職中のため、平日は18時以降にご連絡いただけますと幸いです。」
    • 勤務地の事情: 「家族の介護のため、〇〇県内での勤務を希望いたします。」
    • 入社可能時期: 「現職の引き継ぎのため、〇月以降の入社を希望いたします。」

    いずれも理由を一言添えると、わがままではなく事情として伝わります。

    書かない方がよい内容

    • 給与・待遇の希望: 「月給30万円以上希望」などは、この欄ではなく面接や内定後の交渉で伝えるのが一般的です
    • 多すぎる条件: 条件を並べるほど「扱いにくい人」という印象になります
    • 志望動機や自己PR: 専用の欄に書きましょう

    「特になし」はNG?

    「特になし」よりも「貴社規定に従います。」の方が丁寧です。同じ意味でも、言葉の選び方で印象が変わります。

    迷ったら

    その希望は「入社前に必ず伝えるべきことか?」で判断しましょう。選考や勤務の前提に関わることだけを書き、それ以外は面接で相談するのが安全です。

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    書かない方がよい内容

    • ギャンブル系(パチンコ・競馬など): 印象リスクが大きい
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  • 自己PRの書き方【3ステップの型と例文】強みが見つからない人へ

    自己PRは「自慢」ではなく、あなたを採用するメリットを伝えるプレゼンです。型に沿って書けば、誰でも伝わる自己PRになります。

    基本の型:3ステップ

    1. 結論(強み): 「私の強みは〇〇です」と一文で言い切る
    2. 根拠(エピソード): その強みを発揮した具体的な経験。数字や事実があると説得力が増します
    3. 活かし方: 入社後にその強みをどう活かすか

    この順番で150〜300字にまとめるのが履歴書の自己PR欄の基本です。

    例文(転職・営業経験者)

    私の強みは、相手の課題を丁寧に聞き取り、信頼関係を築く力です。前職の法人営業では、初回訪問で提案をせず、まず課題のヒアリングに徹するスタイルを続けた結果、担当エリアの継続契約率を高く維持できました。貴社でも、お客様の本当の課題に向き合う営業として貢献したいと考えております。

    例文(アルバイト応募)

    私の強みは、決められたことを最後まで責任を持ってやり切ることです。前のアルバイトでは、閉店作業のチェックリストを自分なりに改善し、確認もれをなくしました。こちらの店舗でも、丁寧で正確な仕事を心がけます。

    強みが見つからないときの探し方

    • 人に聞く: 家族や友人に「私の良いところは?」と聞くのが最短です
    • 続けてきたことを振り返る: 長く続いたことには、あなたに合った強みが隠れています
    • 「当たり前にやっていたこと」を疑う: 遅刻をしない、確認を怠らない、報告が早い——本人には当たり前でも、立派な強みです

    やりがちなNG

    • 強みを複数並べる(1つに絞った方が伝わります)
    • エピソードがない(「コミュニケーション力があります」だけでは伝わりません)
    • 応募先と関係のない強みを書く

    自己PRを書いたら、履歴書メーカーの提出前チェックで入力もれも確認できます。職種別の例文から始めたい方は志望動機の例文集も参考にしてください。

  • 退職理由の書き方【履歴書は「一身上の都合」、面接では前向きに】

    退職理由は、書き方と伝え方で印象が大きく変わるポイントです。書類と面接、それぞれの正解を押さえましょう。

    履歴書には詳細を書かなくてよい

    履歴書の職歴欄では、退職理由を詳しく書く必要はありません。

    • 自己都合の退職: 「一身上の都合により退職」
    • 会社都合(倒産・リストラ等): 「会社都合により退職」
    • 契約期間の満了: 「契約期間満了につき退職」

    この3パターンで十分です。履歴書の職歴欄の書き方は履歴書の書き方ガイドでも解説しています。

    会社都合を「一身上の都合」と書くのはNG

    会社都合の退職を自己都合と書くと、経歴詐称と受け取られる可能性があります。逆に、自己都合なのに会社都合と書くのもNGです。事実の通りに書きましょう。

    面接では「前向きな言い換え」が鍵

    面接で退職理由を聞かれたとき、前職への不満をそのまま話すのは避けます。不満が事実でも、「環境のせいにする人」という印象を持たれやすいためです。

    ポイントは、不満を「実現したいこと」に言い換えることです。

    • 「残業が多かった」→「業務効率を意識して働き、成果で評価される環境で力を発揮したい」
    • 「給与が低かった」→「成果が正当に評価される環境で、より大きな責任を担いたい」
    • 「人間関係が悪かった」→「チームで協力しながら成果を出せる環境で働きたい」
    • 「仕事が単調だった」→「幅広い業務に挑戦し、スキルの幅を広げたい」

    伝えるときの3ステップ

    1. 事実を簡潔に: 「〇〇を実現したいと考え、退職を決意しました」
    2. 応募先との接続: 「貴社であれば〇〇に挑戦できると考えています」
    3. 意欲で締める: 「これまでの経験を活かして貢献したいです」

    退職理由と志望動機がつながっていると、説得力が一気に増します。志望動機の作り方は志望動機の例文集を参考にしてください。